どないしよか…ファクタリングを使うんは決めたけど、最近流行りの「オンライン完結」と、昔ながらの「対面契約」、どっちがええんやろ?
と、頭を抱えてる社長さん、おられませんか。
正直なところ、うちも最初はめっちゃ迷いましたわ。
オンラインは手軽で早そうやけど、顔が見えへんのは不安やし、かといって対面は時間もかかるし面倒くさい。
どっちにも良いとこと悪いとこがあるんです。
今日は、わたくし田中が実際に両方使ってみて感じた「本音」を、包み隠さずお話しします。
手数料は?スピードは?結局、うちみたいな町工場にはどっちが向いてるんか?
この記事を読めば、ご自身の会社に合った選び方がきっと見えてくるはずです。
目次
【実録】オンライン完結ファクタリング「とにかくスピード勝負!」の巻
利用したのはこんな時:急な設備故障で一刻も早く現金が必要に!
「またか…!」
古いNC旋盤が急に動かんようになって、修理に見積もり取ったら80万円。
しかも部品の納期を考えたら、即金で払わんと生産が止まってしまう。
銀行に相談してる時間はない。
まさにこんな「待ったなし」の状況で、オンラインファクタリングを使ってみることにしたんですわ。
正直な感想:良かった点(メリット)
- とにかく「早い」 💨
とにかく「早い」の一言に尽きます。
スマホで必要書類を写真撮ってアップロードして、申込みから入金まで、ほんまに24時間かからんかった。 - 手間いらずで「楽」 💻
事務所の椅子に座ったまま全部終わったんで、拍子抜けするくらい手軽でしたな。
わざわざ出向く交通費もいらんし、時間を取られへんのがありがたい。 - 手数料が「安い」傾向 💰
これは業者によりますけど、うちが使ったところは対面より少し安かったです。
やっぱり店舗とか人件費がかからん分、安くできるんでしょうな。
正直な感想:不安やった点(デメリット)
- 顔が見えない「不安」 🤔
やっぱり、担当者の顔が見えへんのは最後まで不安でした。
「ほんまにこの会社、大丈夫かいな?」って。
契約書も画面上の細かい文字を追うだけで、見落としがないか何度も確認しましたわ。 - 融通が利かない「機械的」な感じ 🤖
AI審査が中心やからか、こっちの事情を汲んでくれる「情」の部分はない。
まさに機械的な取引、そんな感じです。
書類に不備があったら、あっさり断られることもあるみたいですな。
【実録】対面契約ファクタリング「石橋を叩いて渡る」の巻
利用したのはこんな時:初めての高額ファクタリングで右も左も…
初めてファクタリングを使った時の話です。
税理士に紹介されたものの、手数料は高いわ、怪しい業者の噂は聞くわで、不安だらけ。
しかも、売掛金が1,000万近くと高額やったんで、これはちゃんと会って話を聞かんとアカンと。
それで、わざわざ川口の工場まで来てもらったんです。
正直な感想:良かった点(メリット)
- 直接会える「安心感」 🤝
担当者と直接会って話せた安心感は、何物にも代えがたいですな。
会社の状況とか、なんで資金が必要なのかを熱心に説明したら、「社長の熱意は伝わりました」言うて、ちょっと手数料を勉強してくれたり。
こういう柔軟な対応は対面ならではやと思います。 - 疑問をその場で「解消」 ❓
契約書の内容も一つひとつ丁寧に説明してくれて、こっちの疑問にも全部その場で答えてくれた。
初めてで何もわからんかったから、これは本当に助かりました。
正直な感想:面倒やった点(デメリット)
- 時間と手間がかかる ⏰
やっぱり時間と手間はかかります。
面談のために半日くらい時間を空けなあかんし、事務所の応接に通して、お茶出して…気も遣いますわな。 - スピードはオンラインに劣る 🐢
面談や書類のやり取りがある分、どうしても入金までのスピードはオンラインに負けます。
申込みから入金まで3日〜5日は見ておいた方がええです。
スピードを求めるなら、対面はちょっとじれったいかもしれません。
数字で比較!オンラインと対面、結局どっちが得なん?
うちの経験と一般的な話を元に、気になるポイントを表にまとめてみました。
あくまで目安として見てください。
比較ポイント | オンライン完結 | 対面契約 |
---|---|---|
手数料(2社間) | 2%~12%程度 | 8%~20%程度 |
入金スピード | 最短即日 | 最短即日~数日 |
手間(見えないコスト) | 少ない(PC・スマホ操作のみ) | 多い(面談時間、移動、気遣い) |
安心感 | △(顔が見えない不安) | ◎(直接話せる安心感) |
審査の柔軟性 | △(機械的な審査) | 〇(事情を説明できる) |
手数料の違いは?
表のとおり、一般的にオンラインの方が手数料は安い傾向にあります。
ただ、対面でも交渉次第で変わってくるんで、一概には言えまへんな。
特に3社間ファクタリングが使えるなら、対面の方がグッと安くなることもあります。
入金スピードの違いは?
これはもう、オンラインの圧勝です。
1分1秒を争うような状況なら、オンライン一択でしょうな。
「見えないコスト」の手間はどうや?
書類準備の手間は、どっちも大差ないです。
でも、対面は面談の時間、移動の時間(来てもらう場合も気を遣う時間)っていう「見えないコスト」がかかる。
オンラインはその点、自分のペースで進められるんで、時間的なコストは低いと言えますわ。
田中流!ファクタリング契約、状況別の使い分け術
こんな時は「オンライン完結」がおすすめ
- 1. とにかく急いでる時:1日でも早く現金が必要なら迷わずオンライン。
- 2. 少額の資金調達:売掛金が100万円以下とか、比較的少額の時。
- 3. 2回目以降の利用:一度使って勝手がわかってる業者なら、オンラインで十分。
- 4. 地方の会社:近くに良いファクタリング会社がない場合でも、全国対応のオンラインなら問題なし。
こんな時は「対面契約」がおすすめ
- 1. 初めてファクタリングを利用する時:仕組みやリスクをしっかり理解したい初回は、対面が安心。
- 2. 高額な売掛債権の時:数百万、数千万単位なら、ちゃんと顔を見て信頼できる相手か見極めたい。
- 3. 会社の状況が複雑な時:赤字決算や税金滞納など、書類だけでは伝わらない事情を説明したい場合。
- 4. ITが苦手な社長さん:パソコンやスマホの操作に不安があるなら、無理せず対面を選ぶべき。
よくある質問(FAQ)
Q: オンライン完結って、本当に安全なんですか?
A: 正直、不安はあります。
だからこそ、業者の実績や口コミをしっかり調べることが大事です。
運営会社の情報がちゃんと公開されてるか、契約書を急かさず読ませてくれるか、そういう基本的なところを確認せなあきません。
Q: 対面だと、無理な契約を迫られたりしませんか?
A: 可能性はゼロとは言えません。
だからこそ、「今日は話を聞くだけです」という姿勢で臨むことが大事。
その場で即決せず、必ず一度持ち帰って税理士さんとかに相談することです。
断る勇気も必要ですわ。
Q: 地方の中小企業でも、オンラインファクタリングは利用できますか?
A: もちろんです。
むしろ、近くにファクタリング会社がない地方の会社にとってこそ、オンラインは大きなメリットがあります。
全国どこからでも申し込めるのが強みですからな。
Q: 対面の面談って、どこでやるんですか?
A: こっちからファクタリング会社の事務所に行く場合と、向こうが自社に来てくれる場合があります。
うちは工場兼事務所なんで、会社の状況を見てもらう意味も込めて来てもらいました。
Q: オンラインと対面、両方対応している業者はどうですか?
A: そういう業者は使い勝手がええと思います。
初回は対面でしっかり話を聞いて、2回目以降はオンラインでサッと済ませる、みたいな使い方ができますからな。
柔軟に対応してくれる会社は、信頼できる可能性が高いです。
まとめ
結局のところ、「オンラインと対面、どっちが絶対良い」という答えはないんですわ。
うちの会社みたいに、状況に応じて両方を使い分けるのが一番賢いやり方やと思います。
- スピードを求めるならオンライン
- 安心感を求めるなら対面
緊急度と金額、そして何より社長自身が「何を一番重視するか」で決めるべきですな。
それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解して、自社に合った「武器」としてファクタリングを使いこなす。
まあ、こんな感じで我々中小企業は、知恵と工夫で厳しい資金繰りを乗り越えていくわけです。
お互い、大変ですけど頑張りましょ!
もし何か質問があったら、コメント欄にでも書いてください。
わかる範囲で、お答えしますんで。